top of page
ニュースレターのページの表紙写真

ニュースレター

デジタルビズのニュースレターでは、デジタルを活用した中小企業様の事業変革(DX:デジタルトランスフォーメーション)、生成AI活用、通信・モバイル技術、IT業務改善などのテーマについて、ICT(情報通信技術)業界36年の経験をもとに分かりやすく解説しています。
行政書士としての視点から、法制度や契約の話題も取り上げながら、中小企業のデジタル活用に役立つ情報をお届けしています。

Googleによる迷惑メール対策強化により、メルマガ運用にも見直しが必要な時代になってきました。

今回私は、長年利用してきたWIXメルマガから、Exchange Online+Outlookを利用した配信方式へ切り替えました。

本記事では、その理由や実際の運用状況、迷惑メール判定を避けるための考え方、UTMパラメータを活用した効果測定などについて、実体験をもとに解説します。

皆さん、こんにちは。

私は、このニュースレター記事を発行したときは、その都度メールマガジン(メルマガ)を配信してお知らせしています。

これまでメルマガ配信は、このデジタルビズのWebサイトを制作しているWIXというサービス(フルマネージドWebサイト制作ツール)に付いているメルマガ配信機能(月200通まで無料)を利用し、年賀状など、たくさん配信する際だけは、WIXの有料配信プランを個別に契約して利用してきました。

 

◇過去の記事「年賀状はメルマガ配信サービスで」(2024/12/17)

 

ですが、先月から別のやり方に変更しました。

今回は、このメルマガ配信方式を変更した理由や、メルマガ配信の注意点などについて解説したいと思います。

なお中小企業様において、Eメールやメルマガの運用に関し、社内に詳しい人がいなくてお困りであれば、ぜひ「社外DX担当部長」の活用をご検討いただければと思います。

 

◇過去の記事「中小企業DXは人材不足で進まない?社外DX担当部長という選択肢」(2024/6/11)

メールマガジンのイメージ画像

中小企業のメルマガ迷惑メール対策で感じたWIX運用の課題

私はWIXをとても気に入っており、オプションのWIXメルマガもとても手軽で、長く愛用してきたのですが、1点だけ気に入らないところがありました。

WIXのメルマガ配信先管理はとても厳格で、一度でも何らかの事情で届かなかった宛先は、二度と復活させることはほぼできないらしいのです。

私がニュースレター発行時にお送りしているメルマガは現在50通程度で、その宛先はメルマガ購読申し込みをいただいた方と、個別に配信のご承諾をいただいた方のみ、つまり不特定多数に大量に配信するものではなく、ニュースレターに関心を持って下さっている方だけです。

ところが、メルマガが不達となり、個別に確認した結果、宛先アドレスはちゃんと生きており、一時的な不具合と確認できたにも関わらず、その宛先は何度再登録しても復活できないということが何度かありました。

このようにEメールが宛先に到達しないことをバウンスと言い、メールアドレスの廃止などにより恒久的に届かないものをハードバウンス、一時的なメールボックスの容量オーバーやメールサーバーの不具合などにより届かないものをソフトバウンスと言います。

つまりWIXメルマガでは、ソフトバウンスの場合でも配信先アドレスを復活させる方法が私には見つけられなかったということです。

以前より何度か解説しているとおり、Googleなどは、なりすまし・フィッシング対策のために、迷惑メール対策を強化しており、特に大量に送信されるメルマガは、迷惑メールに判定されやすい傾向にあります。

 

◇過去の記事「Gmailの新たな迷惑メール対策ガイドライン」(2024/2/13)

 

WIXメルマガがバウンスに対してかなり厳格に扱っているのは、配信品質やIPレピュテーション(評判)の保護、つまりGoogleに「存在しない宛先にも送りつけている迷惑メールの配信サービス」といったレッテルを貼られないよう、徹底した管理を行っているということであり、安全サイドに振っているという点ではとても良いことなのですが、ちょっと融通が利かなさすぎるという点が私には不満に思えました。

何より、ソフトバウンスだと確認しているのに復活できないという、そのポリシーがブラックボックスである点が不満に思えてなりません。

そこで、ChatGPTにWIXメルマガに代わる配信方法について相談してみました。

迷惑メール(スパムメール)のイメージ画像

Exchange Online+Outlookによるメルマガ配信を検討した理由

この相談に対して、ChatGPTが助言してくれたのは、「Outlookメールで配信するのが最適」というものでした。

私は昨年、Eメール環境を「お名前メール」(GMOインターネット)から、MicrosoftのExchange Online+Outlookに切り替えており、そのEメールシステムからメルマガを送信するということです。

 

◇過去の記事「Eメール環境をExchange Onlineに移行してみた」(2025/11/4)

 

Outlookで数十通ものメールを一斉配信したら、それこそ迷惑メール判定に引っ掛かってしまうのでは?という懸念に対し、ChatGPTの見解は次のとおりでした。

  • 1回当たり50通程度(100通未満)、かつ週1回配信程度以内であれば、迷惑メールと見なされるリスクは低い。

  • 内容的に過度に凝ったメールにせず、画像1枚+テキスト程度のシンプルなものにし、タイトルも普通のメールっぽくする(「ニュースレター」や「最新」、「配信」といった文言は入れない)ならばほぼ問題ない。

Googleはメールの中身も見て、スパム的な内容でないかチェックしているらしいです。

従って、上のような点に気を付けて作成すれば、Outlookから配信しても迷惑メールとは判定されず、「専門家による定期情報」であると扱われる、というのがChatGPTの見解でした。

なお前提として、SPFやDKIMなど、Googleの迷惑メール対策ガイドラインに基づくDNS設定をしておかなければならないことは言うまでもありません。

ウェブマーケティングのイメージ画像

UTM計測とバウンス管理で実現する実践的メルマガ運用

どうするか、いろいろ悩んだのですが、結論としてChatGPTの助言に従ってやってみようと決心し、4月28日に公開した「RCS」関係の記事から、Outlookによるメルマガ配信に切り替えました。

これまで3回の配信を行いましたが、今のところ特に問題ないようです。

メール本文の見た目も、HTMLメールで作成することにより、WIXメルマガのときとほぼ変わらない表現で作成できています。

約50件の配信先アドレスは、WIXの連絡先リストをダウンロードしてExcelで加工し、BCCに一発で貼り付けて送信できるようにしました(この辺りは、企業勤めの時代に、社内に大量の会議案内メールを一斉配信していたときのテクニックを活用しています)。

WIXメルマガでは、開封率やクリック率がWIXの統計データとして提供されていましたが、Outlook配信ではそれは利用できないため、これもChatGPTがそれに代わる分析手法を教えてくれました。

Outlookメルマガ内のニュースレター記事に誘導するURLリンクに、UTMパラメータを付けておくことによって、Googleアナリティクスで、メルマガからの流入によるセッション数やエンゲージメント時間(記事に滞在した時間=読まれた時間の目安)などを計測できます。

ちなみにOutlookメルマガの初回配信時のクリック率(=セッション数÷配信数)は31%と、メルマガ配信先の多くの方がリンクをクリックして下さったと分かりました。

いつもニュースレターをお読み下さっている皆様には、この場を借りてお礼申し上げます。

不達になった場合はエラーメッセージが返ってきますので、エラー原因を確認し、相手方の退職などによるハードバウンスなら配信先リストから削除し、ソフトバウンスだと確認できればそのまま残します。

WIXメルマガと違って柔軟な運用が可能になりますが、エラーメールをそのままにしてエラー配信が度重なると、この配信自体がGoogleにスパム判定されかねませんので、自分で常にきれいにしておくような心がけが必要です。

WIXにやってもらわない分、自分でやらないといけなくなるということですね。

いかがでしたでしょうか。

1回100通未満程度の配信ならば、しっかり管理しながら運用すれば、Outlookを利用したメルマガでも、どうやら問題なさそうだということが確認できました。

あとは年賀状など、数百通を配信する場合にどうするか。

ChatGPTは、その場合でも100通未満に分解して、数回に分けて送信すれば問題ないと言っていますが、ちょっと面倒なので、そのときだけは有料のメルマガ配信サービスを利用することも選択肢かと思っています。

Google等の迷惑メール対策ポリシーに従い、Eメールの運用ルールもいろいろ変わっていきますので、今後も状況をよく確認して、皆様に有益な情報をお届けできるよう、メルマガを運用していきたいと思います。

では、今回はこの辺で。

宜しくお願い致します。

ニュースレターの最新号をメールでお知らせしますので、こちらのデジタルビズ・トップページより、ぜひ配信登録をお願い致します。

ご質問やコメントもお待ちしています。


カテゴリー

タグクラウド

アーカイブ

デジタルビズ トップへ

ニュースレター最新記事をメールでお届けします

*:必須項目

入力誤りなどが無いか再度ご確認下さい。

皆様のビジネスに参考となるような内容を発行していきますので、ご興味のある方はこのフォームよりお申込み下さい。​

bottom of page