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ニュースレター

皆さん、こんにちは。

生成AIをビジネスで使うことが増えてきていると思いますが、その際に生成AIと会話した内容がインターネット側に筒抜けになり、顧客との契約上の秘密保持条項に抵触することにならないか、十分注意する必要があります。

顧客との打合せ議事メモを安易にGoogle Geminiに読ませて、要約版を作ったりしていませんか?

私は、ChatGPTを主に使っていますが、「全ての人のためにモデルを改善する」設定をオフにする、いわゆる「オプトアウト設定」を行うことで、会話内容がAIの学習に使われることを含めた情報流出を防げることを、以前の記事で紹介しました。

 

◇過去の記事「ChatGPTの情報漏えい対策」(2025/1/28)

 

しかしながらここへ来て、Geminiも性能面でChatGPTに匹敵する、あるいは凌駕するとも言われていますし、前回記事のようにGoogle系のスキルが求められるケースも増えていることから、Geminiの利用も視野に入れておく必要が出てきました。

 

◇前回の記事「Google Apps Scriptで業務自動化してみた」(2026/1/13)

 

そこで、Gemini、あるいはMicrosoftのCopilotといった主要な生成AIは、ChatGPTのようなデータ保護仕様がどうなっているのかについて整理してみました。

AI学習のイメージ画像

データ保護仕様の整理

最初にお断りしておきますが、生成AIの機能は、それこそ日進月歩で進化しています。

Geminiが機能アップしたと発表すると、その数日後にはChatGPTもキャッチアップするといった具合に、こちらが追い付くのが大変な状況です。

従ってここに記載した内容は、あくまで本日時点での仕様となります。

仕様はどんどん変わっていく可能性があり、それについて筆者は責任を負いかねることをご理解下さい。

下の表に整理したとおり、GoogleのGeminiおよびMicrosoftのCopilotにおいても、会話内容をAIの学習に使わない設定(以下、「学習オフ設定」と言います)は可能ですが、それは有料版に限られており、無料版のGeminiあるいはCopilotでは、会話内容がAIの学習に使われることがデフォルトとなっています。

無料版のGeminiやCopilotで「学習オフ設定」をすることはできません。

主要生成AIのデータ保護仕様の整理表

表の黄色の部分、つまりGeminiの無料版や個人向けGemini Pro、あるいはCopilotの無料版については、学習オフ設定ができず、会話内容がAIの学習に使われてしまいますので、ビジネス上の情報流出があり得ることに注意が必要です。

Geminiについては、備考欄のとおり、アクティビティをオフにすることにより学習オフとすることが可能ですが、その場合、会話内容は履歴に残らなくなり、一時的な会話のみとなります。

私は、以前にした会話で後から何か思いついて会話を再開したり、会話内容を後から見直したりすることがよくあるので、履歴が残らないのでは非常に困り、ちょっと考えられません。

このように整理すると、無料版でも学習オフ設定ができるのはChatGPTのみとなります。

無料版の生成AIをビジネスで使いたい方は、ChatGPTにすべきであると強く推奨します。

その場合、「全ての人のためにモデルを改善する」設定をオフにすることを忘れてはいけません。

私はChatGPTを主に使いつつ、一部Gemini無料版も併用していますが、それはあくまで一般的なWeb検索等の利用に留めており、お客様固有の情報に関わる内容は一切会話していません。

もちろん、学習オフ設定ができるとは言っても、個人情報は出さないなど、慎重に運用することが望ましいことは言うまでもありません。

情報漏洩のイメージ画像

無料版の機能制限

なお私は有料のChatGPT Plusを利用していますが、それは無料版では画像やファイルなどの読み込み回数に制限があるのに対し、有料版ならばほぼ制限が無くなるからです。

前回記事で紹介したように、Google Apps ScriptでWebアプリを制作するに当たり、何度も出るエラーのデバッグのため、30回以上デプロイを繰り返したと書きました。

どんなエラーが出ているのか、画面キャプチャをChatGPTに見せたり、その時のスクリプトのコード内容を読み込んだりして、認識を合わせながら修正していくわけです。

回数に制約があったのでは、とても短期間に作り上げることはできません。

前回記事の内容に限らず、いろいろな案件でChatGPTとの会話内容は多岐に渡っていますので、こうしたファイル読み込みに限らず、多くの機能をほとんど制約なく利用できるChatGPT Plusは、いまや私の欠かせないビジネスパートナーになっています。

ただ、生成AIも間違うことがありますので、その検証のためにも、Geminiの併用も必要かと思っており、今回の整理をもとに、学習オフ設定が可能なGoogle Workspace版のGeminiも契約すべきかどうか、検討しているところです。

では、今回はこの辺で。

宜しくお願い致します。

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