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執筆者の写真北島コウ

年賀状はメルマガ配信サービスで

皆さん、こんにちは。

今年もかなり押し詰まってきました。

本当に早いものですね。

郵便料金の大幅値上げにより、年賀状需要が減っているそうですが、とは言っても年始のご挨拶は欠かしたくありません。

私としては、ハガキによる年賀状は基本的に今年限りとし、Eメールによるご挨拶に切り替えていこうと考えています。

その際に活躍するのがメールマガジン配信サービス。

今日はこのメルマガ配信サービスについて解説したいと思います。

なおここでは、メールマーケティングとして何千通~何万通といったメールを頻繁に送るといった使い方ではなく、せいぜい数百通程度の季節のご挨拶を関係者に送るといったことを前提にしたいと思います。

メルマガのイメージ写真

メルマガ配信サービスの必要性

数百通程度のメールなら、メールマガジンなど使わずとも、Gmailなどの一斉同報送信で送れば良いとお考えの方もいるかもしれません。

ただその場合、Gmailで多数の宛先に一斉送信するとGoogleの迷惑メールフィルターがそのメールをスパム(宣伝目的で大量にばら撒かれる迷惑メール)と判断するおそれがあります。

その点、メルマガ配信サービスではスパムフィルターを回避する対策を講じており、信頼できるメールと見なされるための工夫を施しているため、迷惑メール判定を回避できる可能性が高くなります。

いずれも確実と言えることではありませんが、数十通以上のメールを一斉配信するのであれば、メルマガ配信サービスを使ったほうが無難ではないかと考えます。

またメルマガ配信サービスでは、単にテキストだけの味気ないメールではなく、写真や様々な装飾を使ったHTMLメールを簡単に作れたり、配信先の登録や管理、また配信日時の指定もできたりするような多彩なサービスメニューを用意しているものが多いです。

年賀状など、季節のご挨拶を切り替えるのであれば、こうした機能を利用するのが良いのではないでしょうか。

年賀状を投函するイメージ写真

Wixのメルマガ配信機能

以前にもご紹介したとおり、このデジタルビズのWebサイトはWixというCMS(コンテンツ管理システム)を使って制作しています。

 

◇以前の記事「ホームページ制作ツールWixの実際」(2024/8/12)

 

Wixにはメルマガ配信の機能が付随していて、プレミアムプランに加入していれば、月200通までのメルマガを無料で配信できます。

このデジタルビズのサイトでも、ニュースレター発行の都度、メルマガ配信をご希望される宛先に、数十通程度のメルマガを配信させていただいています。

今のところ、通常月ならば月200通の枠の中に収まりますが、年賀状として数百通程度を送るとなると超過しますので、有料のWixメルマガ配信プランを追加する必要があります。

月500通のメルマガを配信できるスタータープランなら、月単位で1,430円(税込)で利用できます(ちなみに年契約すれば月単価はもっと割安になります)。

Wixの無料プランであっても、メルマガ配信だけを有料プランにして月単位で契約することは可能なようです。

ただ、GmailやYahooメールなどのアドレスを送信元として配信することは推奨されておらず、独自ドメインの利用を推奨されている点については、注意が必要です。

一般のメルマガ配信サービスにはGmailアドレスなどを送信元として配信できるものもありますので、調べてみると良いでしょう。

配信先アドレスの登録についても、CSVファイルなどにより読み込めるものが多いかと思います。

Wixの場合も、CSVのインポート用テンプレートをダウンロードし、それを読み込むことで、簡単に配信先リストを作成することが可能です。

また、月200通の無料メルマガでは配信日時を指定した予約送信はできませんが、有料プランならそれも可能になります。

元日の朝に配信予約しておけば、ゆっくり寝ていても自動的に配信してくれるので便利ですね!

スマートフォンでメルマガを見ているイメージ写真

配信後にも送達状況を十分確認する

前述のとおり、このニュースレター発行の都度、数十通程度のメルマガを配信していますが、以前は送り放しで送達状況をあまりチェックしていませんでした。

あるとき気が付くと、配信先リストの宛先数に対して7割弱にしか送達できていないことに気付いて驚き、Wixのヘルプセンターに問い合わせるなどしながら、原因を探りました。

相手先がメルマガ購読を停止した場合の他、メールアドレスが無効になっているとか、メールボックスが一杯になっている、メールサーバーに不具合が生じているなど、いろいろな原因でメルマガが送達できないことを「バウンス」と言いますが、バウンスの割合が増えるとGoogleに「信頼できないメール配信元」と見なされかねないことから、Wixは自動的にその宛先を除外するらしいのです。

一時的に受信できなかったとしても、その後復活している場合もありますので、送達されなかった宛先を一つひとつ精査して、再度配信先リストを整理した結果、いまではほぼ100%送達できるようになりました。

こうした機能は、おそらくWix以外のメルマガ配信サービスでも同様だと思いますので、メルマガは送り放しにするのでなく、送達状況をしっかりチェックし、送達できなかった宛先は、なぜできなかったのかを確認することが重要だと思います。

例えば名刺交換したアドレスを宛先に登録していたが、すでに退職されて無効なアドレスになっている場合などは、宛先から除外して次回から送らないようにする、あるいは新たなアドレスを確認して登録し直すということですね。

以前よりこのニュースレターでも紹介しているとおり、Googleの迷惑メール対策ポリシーは非常に厳格化されていますので、重要なメールが届かないといったことに陥らないよう、注意していく必要があります。

 

◇過去の記事「Gmailの新たな迷惑メール対策ガイドライン」(2024/2/13)

 

いかがでしたでしょうか。

郵便料金値上げの影響だけに留まらず、デジタル化やペーパーレス化の観点からも、年賀状など季節の挨拶にメルマガ配信を活用する動きは広がっていくかもしれません。

ぜひ参考にして下さい。

それでは今回はこの辺で。

宜しくお願い致します。

 

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