皆さん、こんにちは。
先週月曜日(5月29日)に、東京都行政書士会に登録申請に行ってきましたので、今回はそのことをご報告したいと思います。
合格発表から登録申請に至るまで
私は2年間の猛勉強の末に、昨年11月に行われた令和4年度行政書士試験に、2度目のチャレンジで合格することができました。
この「合格格闘記」については、以下のブログで43回に渡って詳しく書いていますので、ご興味があればお読みいただきたいと思います。
◇第二の人生に向けた「行政書士」合格格闘記(第1回)
また、行政書士の仕事の概要については、以前にこのニュースレターでも紹介していますので、参考にしていただければと思います。
◇過去のニュースレター記事(第2回)2023/3/15
合格発表は、今年(2023年)1月25日でした。
この時点では、まだ「行政書士資格保有者」に過ぎません(当ホームページの私の自己紹介や、「合格格闘記」ブログのプロフィール欄にも、そのように記載しています)。
資格保有者が「行政書士」を名乗るためには、各都道府県行政書士会への申請により、行政書士会の名簿に登録を受ける必要があるのです(行政書士法第6条)。
そして、この登録申請を行うためには、いろいろと準備するものがあります。
一番大変なのは、事務所を構えるということです。
行政書士の仕事は、お客様から法律に関連した行政手続き等のご相談を受けることになるため、お客様の訪問を受けた場合に、その秘密を保持できるような場所で、独立し安定した形態の事務所を設けるものとされています(東京都行政書士会行政書士事務所設置指導基準)。
私の場合は、自宅マンションに事務所を構えることができず、レンタルオフィスなどを借りるか、どうするかと悩んでいたところ、大阪在住の私の両親が、高齢のため東京に転居してくることを決心し、その転居先の一室を事務所として使わせてもらえることになりました。
転居に時間がかかったため、今回ようやく登録申請の条件が整ったものとなります。
それ以外にも書類関係もいろいろと作成し、添付書類として、本籍記載のある住民票(日本国民であることの証明)やら身分証明書(欠格事由が無いことの証明)やらも揃える必要があります。
また登録に必要な費用として、東京都行政書士会への入会金20万円、登録手数料2万5千円、登録免許税3万円、それと東京都行政書士会の月額会費6千円と東京行政書士政治連盟(任意加入)の月額会費1千円は3ヶ月分を事前に支払う必要があります。
行政書士になるのにも、結構お金がかかりますね。
ようやく登録申請手続きへ
東京都行政書士会が所在するビルは、渋谷駅から徒歩10分程度のところにあります。
申請に当たっては、事前にWeb等で予約を取る必要があるのですが、かなり予定が混みあっているらしく、6月初旬の予約しか取れませんでした。
電話で、何とかもう少し早めの日程で申請できないかと交渉したところ、5月29日に調整していただけたものとなります。
約束の時間にお伺いし、用意してきた書類や会費等を提出しました。
それから15~20分程度、内容のチェックをされた後、何点か書類の書き直しや追記がありました。
最近、書式のフォーマットが変更になったり、書き方が変わったりしたものだそうで、3月ごろから準備していたために、私が直近の変更を把握しきれていなかったものとなります。
この修正作業を終えて、登録申請は無事完了となりました。
登録へ向けて
ここから1ヶ月~1ヶ月半の審査期間を経て、晴れて東京都行政書士会への登録となりますので、だいたい6月末~7月上旬頃に登録になるものと思います。
登録に当たっては、登録証交付式および研修会が開催され、必ず出席しなければなりません。
どんな感じなのか、楽しみです。
登録されたといっても、それだけではまだお客様からのご依頼に十分にお応えできるものとは言えません。
今後研修などを通じて勉強したり、行政書士会の諸先輩方に教えていただいたりしながら、経験を積み、能力を高めていく必要があると思っています。
一日も早く一人前の行政書士として、お客様から安心してご相談いただけるよう、研鑽を積んでいきたいと思います。
それでは今回はこの辺で。
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