はじめまして、デジタルビズ代表の北島コウと申します。
このたびICTコンサルタント業を手掛けるデジタルビズ、および行政書士北島コウ事務所を立ち上げましたので、少しばかり私の思いを述べさせていただき、ご挨拶に変えたいと思います。
私の略歴とデジタルビズ設立の目的
私は、今から36年前、大学院を修了後に設立間もない某通信事業者に入社しました。
当時は電電公社が民営化されてNTT(日本電信電話)が誕生したことを機に、いわゆる新電電と言われる新規参入通信事業者が複数誕生し、私はその中の1社に新卒で入社したのです。
「高度情報化時代」を見据えて、高い市場性が予感できる一方、巨大NTTに対して、生まれたばかりの新電電が対抗できるのか、一瞬にして捻り潰されるかもしれないリスクもありました。
しかしながらその後、従業員一同の必死の頑張りもあり、様々な合従連衡を経ながらも、通信キャリアの一角として今日まで成長し続けてくることができました。
私が入社した頃はまだ、「黒電話」と言われる固定電話、音声電話の時代でしたが、その後インターネットの登場、モバイル通信の発展により、この30年で情報通信技術は劇的な発展を遂げてきたことは、皆様ご承知のとおりです。
その真っただ中で、私は技術、建設、企画、サービス開発、営業などの分野の業務に取り組み、幾つかの新規事業の立ち上げにも参画するなど、長くリーダーとしての職務にまい進してきました。
このたび定年を迎えるに当たり、これまで通信事業の専門家として培ってきた知見・経験を活かし、何か世の中のお役に立てないかと考えた次第です。
ずっと企業の中で働いてきましたので、個人として直接お客様と相対するという、これまで経験していないビジネスにチャレンジすることで、新しい自分のやりがいを発見したいという思いもあります。
いま求められるDX化
いま世の中では、「DX」(デジタル・トランスフォーメーション)という言葉がさかんに言われています。
デジタルによる変革、すなわちインターネットやデジタル技術を用いて収益を拡大し、生産性を向上させることを意味し、このDXに成功するか否かが今後の事業の明暗を分けるとまで言われています。
たしかにコロナ禍を経て、世の中のビジネス環境は大きく変貌しており、デジタルを取り入れた新しいビジネススタイルに適応できるかどうかは、重要な課題であることは間違いないでしょう。
皆様は、このようなこのようなDX化の時代に適応できているでしょうか?
企業ごとの実態や課題も千差万別な上、DXの成功モデルはまだ確立されておらず、多くの企業は模索を続けている中だと思います。
私の経験では、複雑で高度な技術やサービスでなくても、身近なものの活用や創意工夫でDX化を進めることは可能だと思います。
お客様ごとの事業状況や課題を伺いながら、お客様のビジネスを一歩でも前進させる解(ソリューション)を見つけ出すお手伝いができたら・・・、そんな思いでこの事業を立ち上げた次第です。
まだまだ始めたばかりで不案内な点も多々ありますが、私自身も一歩一歩前進していきたいと思いますので、何卒ご指導ご鞭撻のほどを宜しくお願い致します。
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