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アレクサを高齢者見守りに使ってみた(上)

皆さん、こんにちは。

私の父母(父:93歳、母:88歳)は、もともと大阪在住でしたが、3年前に実家を引き払い、東京の私の家の近所(徒歩7~8分)にマンションを確保し、転居してきました。

二人とも介護認定を受けていますが、ヘルパーさんの助けを借りながら、何とか自立して生活しています。

しかしながら、いろいろと心配なことも増えてきたので、いざとなったら駆け付けられる距離とは言え、もう少し普段の生活を見守れる仕組みを導入できないかと検討してきました。

その結果、今回、Amazonのアレクサ(Alexa)を導入してみましたので、アレクサを高齢者の見守りに使うという活用方法について、2回に渡って紹介してみたいと思います。

急速に高齢化が進む日本社会にあって、高齢者の見守りも大きな課題だと思います。

中小企業様にとって、ビジネスにつながる可能性もありますので、参考にしていただければと思います。

今回導入してみたAmazonのアレクサ Echo Show11(2025年11月発売)
今回導入してみたAmazonのアレクサ Echo Show11(2025年11月発売)

意外に少ない高齢者見守り用デバイス

もともとは、ロボット的なもので見守りに適したデバイスがないか、探していました。

ペットを飼うことは高齢者の認知症予防などに効果があると言われていますが、とは言えペットの飼育は大変です。

家庭用の癒し系ペットロボットがいろいろ出ていますので、こうしたもので愛玩効果もあり、かつ見守りもできれば、一石二鳥なのではないかと考えました。

が、結論として残念ながら、こうしたペットロボットには、私が期待する高齢者見守り機能を具備したものはありませんでした。

私が見守り用として期待したのは、次のような機能です。

①   人間語を理解し、高齢者(父母)と言葉で会話できる。

②   家族(私)が遠隔から、高齢者に呼びかけや問いかけができる。

③   高齢者側から、家族に連絡できる。

④   カメラで高齢者の様子をモニターできる。

⑤   高齢者が音声操作で簡単に扱える。

②や③は、父母宅は特殊詐欺などの迷惑電話防止のためすでに固定電話回線を廃止しています。

それぞれスマホと携帯電話は持っているのですが、操作が覚つかなかったり、こちらからの連絡に気付かないときがあったりするので、別の連絡手段を確保したいのです。

しかし、これらの機能を全て兼ね備えたペットロボットは、なかなか見つかりません。

最も期待できそうなのが、シャープのロボホン(RoBoHoN)でした。

癒し系ペットロボットの画像

ロボホンは身体を機械駆動させることのできる、Androidスマートフォンと思ってもらえば良いかと思います。

ロボホンをレンタルしているところがあったので、試しに借りてみました。

ロボホンは人間語をしゃべれますが、わずかな定型メッセージしか理解できないため、会話がほとんど成立しません。

また、ロボホンにはLINEを送受信できる機能があり、②や③の機能を期待していたのですが、実際にやってみるとタイムラグがありすぎて、使い物にならないことが分かりました。

カメラモニターや呼びかけの機能があるとのことで、それも試したかったのですが、レンタル品にはインストールできないことが分かり、確認できませんでした。

購入すると15~20万円もする高額商品なので、性能が確認できないまま購入に踏み切ることはできません。

ゲームやクイズなど、様々なアプリも入っているのですが、ほとんどのものが背面の小さなタッチパネル画面での操作が必要で、声だけでは操作できないため、高齢者が使いこなすのはとても無理だと分かりました。

という訳で、ロボホンは高齢者見守りには適さないと判断するに至りました。

冒頭にも述べたとおり、高齢者の見守りはこれからの大きな社会課題です。

愛玩効果と見守り機能を兼ね備えたペットロボットには、一定の需要が必ず見込めると思いますが、そうした製品はまだ無いことが分かりましたので、ここは今後のビジネスチャンスになり得る領域ではないでしょうか。

技術力のあるメーカーにぜひチャレンジしてもらいたいものです。

高齢者夫婦のイメージ画像

アレクサ Echo Show11を購入

ペットロボットが使えないと分かり、次に目を付けたのがアレクサです。

アレクサは、スマートスピーカーという種類の製品で、もともとは音声操作で家電を操作したり、音楽をかけたり、問いかけるとスケジュールやお天気などの情報を教えてくれたりするというもので、これも高齢者見守りが主たる用途ではありません。

しかしながら、大きな液晶タッチパネル画面の付いたEcho Show(エコーショー)という製品には、カメラも付いているので、上の機能が概ね実現できそうだと分かりました。

昨年11月に登場した最新モデルのEcho Show11が、価格も4万円程度と手ごろなことから、思い切って購入して使ってみることにしました。

通信にはWi-Fiが必要で、父母宅にはマンションインターネット回線が導入されているので、それに接続します。

一般家庭であれば、光回線などによるWi-Fi環境が必要です。

実際に設定し、父母宅に設置して使える状態にするには、かなり苦労したのですが、その苦労談は次回にご紹介したいと思います。

では、今回はこの辺で。

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